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国債ってなに?

仕組みを簡単解説! 国債とは、国が発行する「債券」です。 債券とは、お金を借りるときに作る「借用書」のこと。 つまり「国債を買う」ということは、「国にお金を貸して、その証拠に借用書を受け取る」ということです。 国は、あなたから借りたお金を国の事業などに使いながら、返済期限(国債の満期)までの間、半年ごとにあなたに利息を払います。 そして期限がきたら、借りたお金(国債の購入代金)をまとめて返してくれるという仕組みです。 国債とは国が発行する債券(借用書)のこと。 「国債を買う」ということは、「国にお金を貸して、その証拠に借用書を受け取る」ということです 個人が買いやすい国債は「新窓販国債」「個人向け国債」の2種類 私たち個人が買いやすい2種類の国債を紹介します。

国債を大量に発行すると景気が悪くなる!その影響とは?

銀行の(長期)貸し出し金利は国債の利回りを基準に設定されています。 上記のように、国債を大量に発行し、その利回りが上昇してしまうと、銀行の貸し出し金利も上昇してしまいます。 銀行の貸し出し金利が上昇すると、銀行からお金を借りたい会社が借りにくくなってしまい、思い切った経営ができなくなったり、たくさんモノを作ったり売ったりすることができなくなってしまう可能性があります。 困るのは会社だけではありません。 個人も銀行からお金を借りにくくなります。 車や家を買うときのローンにも影響します。 ローンはいわば借金で、貸し出し金利が高いときにローンを組むと、低いときに比べて多くの金額を支払わなければならなくなるため、購入することを控える人が続出してしまいます。

日本国債が海外投資家に信用されているのはなぜですか?

これまで「日本の国債は全て国内で消化されているから大丈夫」といわれてきましたが、意外に海外投資家の比率が高いのです。 これを日本国債が海外投資家に信用されている証拠とみることもできますが、楽観は禁物です。 政府が国債の残高がこれ以上増えないようにして、将来は徐々に減らしていくことが「財政再建」です。 政府がこの「財政再建」に真剣に取り組むつもりがないと金融市場が判断した場合、日本国債に対する信用が予想外に低下してしまうこともありえます。 この「財政規律の低下」を材料として、国債を売る投資家が増えた場合、国債の市場価格は低下します。 そして、国債価格の低下は、長期金利の上昇を意味します。 このような事態が発生すると、大量の国債を保有する日本銀行の財務状況悪化が心配されます。

信用格付の高い国債ってどうなの?

信用格付の高い国債を選択することで信用リスクを抑えることができ、また固定金利や変動金利をうまく使い分けることによって金利リスクを低下させることができるでしょう。 また、国債を購入した際の注意点として、途中解約によって手数料が発生することや投資信託や株と比較すると利回りが低くなることが挙げられました。 国債にはリスクもありますが、うまく向き合うことによってリスクを低下させることができるといえます。 国債のメリットだけでなく、しっかりとリスクを把握してから、国債を購入するようにしましょう。

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